愚痴外来の将軍×行灯推奨のSSブログです。たまに世良×渡海や天ジュノも登場。
No.224
2011/06/22 (Wed) 18:06:57
何でしょうね、この暑さ;; まだ梅雨も明けてないのに…
でもこれでバテちゃいけませんよね。夏本番はこんなもんじゃないんですから……
考えるだけでゲッソリ。
今日は超小話を1発置いておきます。
しょうどんの二人はあっちっちですw
でもこれでバテちゃいけませんよね。夏本番はこんなもんじゃないんですから……
考えるだけでゲッソリ。
今日は超小話を1発置いておきます。
しょうどんの二人はあっちっちですw
愛と恋
「お前さ、愛と恋の違いって何だと思う?」
速水は唐突に田口に尋ねる。
「何だよ、その気持ち悪い質問。」
「気持ち悪いとは失礼だな。いいから答えろよ。」
大方、満天かどこかで小耳に挟んだのだろう。せっつく速水が可笑しくて、田口は笑いながら逆に尋ねた。
「じゃあ、お前はどう思うんだ?」
「俺は…」
速水はちょっと考えて、意外と真剣な顔で答える。
「愛に勝敗は無いけど、恋にはある…と思う。」
「へぇ…」
「その証拠に俺はお前に負けっぱなしだ。」
「胸張って負けてるって言うなよ。」
ここで田口はふと疑問に思った。
「負けてるってことは勝負してるんだ。…じゃあお前、恋はしてるけど愛してはいないんだな。」
「バーカ。俺はお前と『恋愛』してるんだ。お前を愛してるし、お前に恋もしてるのさ。」
「…欲張りだな。」
田口は恥ずかしい答えに、聞かなきゃよかったとしたと後悔した。顔が赤い自覚がある。
「なあ、お前はどう思ってんだよ?」
答えをせがむ速水を早く追い出したくて、田口は頭をフル回転させた。
「そうだな…愛は……」
「うん?」
「…愛は音読み、恋は訓読み……だな。」
「………。」
「さ、答えたんだからさっさと出て行け。」
「何でそんな色気のない答え出すんだよっ!」
「おっさんの俺に色気を求めるな。」
「ちぇっ…昨日の夜はあんなに艶っぽ……いてっ!!」
田口はそれ以上言わせまいと思い切りデコピンを食らわせて、一緒に寝ている布団から蹴り出してやった。
おしまい
実はお泊まりイチャコラの翌朝でした。
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