愚痴外来の将軍×行灯推奨のSSブログです。たまに世良×渡海や天ジュノも登場。
No.31
2010/07/29 (Thu) 15:25:42
昨夜から東京は涼しいですね~。楽チンです。
久し振りに雨が降ってるし、庭の野菜には恵みの雨です。
……なんて言ってたら、だんだん嵐並みの風雨になって来た;;
本日は左欄に『絶賛応援中!』と題して、素敵な企画へとリンクを貼らせて頂きました。
参加は不明だし、弱小サイトですが応援しています!
素敵すぎる……ww
で、本日はミニ小話を投下。行灯先生と将軍の2本立て。…と言っても、2本でも1本分に満たないという超ミニサイズ(笑)
しかも砂吐きゲロ甘仕様。胸焼け警報が発動。
実生活でちょい疲れてるから、私の脳は甘味を欲してるんだ、きっと。
久し振りに雨が降ってるし、庭の野菜には恵みの雨です。
……なんて言ってたら、だんだん嵐並みの風雨になって来た;;
本日は左欄に『絶賛応援中!』と題して、素敵な企画へとリンクを貼らせて頂きました。
参加は不明だし、弱小サイトですが応援しています!
素敵すぎる……ww
で、本日はミニ小話を投下。行灯先生と将軍の2本立て。…と言っても、2本でも1本分に満たないという超ミニサイズ(笑)
しかも砂吐きゲロ甘仕様。胸焼け警報が発動。
実生活でちょい疲れてるから、私の脳は甘味を欲してるんだ、きっと。
本当は自分が一番溺れてる(速水サイド)
俺はいつからこんな馬鹿になったのだろう。
この感情が……『惚れた弱み』ってヤツなのか。
田口の一挙一動が気になって。
いつでもこの手の内に収めておきたくて。
何処にいても自分の事を忘れずにいて欲しくて。
誰にも触れさせたくなくて、傷付けさせたくなくて。
気付くとアイツのことで一杯になってる頭の中があまりにも馬鹿馬鹿しくて、自分自身に怒りすら覚える。
でも解っている。
本当は誰よりも自分が一番溺れているなんてことは、解りきっている。
アイツの存在は俺を甘く束縛する。
囚われるのは嫌いだが、あいつになら囚われても構わないなんて事すら思える。
ああ やっぱり俺は馬鹿になったな。
――― でも 自覚ある馬鹿は嫌いじゃない。
まだ付き合い始めて間もない頃の将軍…だと思われる(え?) ちょっとだけ恋情に振り回されてます。
愛の言葉も届かない (田口サイド)
隣で眠る速水の散らばった髪をさらりと梳いてみた。
満足げな寝顔が少しだけ動くが、またすぐに静かな寝息をたてた。
男二人が横たわるには少し狭いベッドの上。
先ほどまでの狂おしいほどの時間が嘘のように静まり、淫らな空気は欠片も無い。
散々乱れ、乱されたのに互いの呼吸は穏やかで。
束の間の安息の夜は更けて行く。
安心して寝入っている頬を触って見る。
綺麗な輪郭をすっとなぞって見る。
そして…額に口付けを落として見る。
それでも起きない速水に向かって、一言だけ田口は呟いた。
「―――愛してる。」
起きていたら絶対に言えない言葉。
言葉も届かないほど深く眠っていたから言えた言葉。
面と向かって言うにはあまりにも恥ずかしく、口にしてしまうと重みに欠けてしまう言葉だから。
だから……愛の言葉も届かないうちに告白してしまおう。
口に出して言ってしまうと軽くなってしまう言葉ってあると思います。この5文字はきっとそう。
PR
この記事にコメントする