そんな感じで更新です。またまたお久し振りのR18!
カレーの肉がトロトロに美味しく仕上がって…からの妄想。読んでもらえれば分かります(笑)。
はい、これも久し振りの注意書き。
本日UPの小説はR18です!18歳未満の方は読んじゃダメですからねww
心の準備が出来た方はお進み下さいw
美味しいご馳走
休日の台所。田口が珍しく長時間鍋の前に立っている。
「お、今日はカレー?」
速水が後ろから肩越しに鍋をのぞき込む。
「カレー用の牛肉が特売でさ。たまにはじっくり煮込んだビーフカレーとか食べたいじゃないか。」
「お前が作るんなら俺は何でもいいんだけど。」
と速水が言うがあまりリップサービスには聞こえなかったらしい。田口はちょっとむっとした顔をした。
「肉がトロトロにとけるくらいに煮込むんだ。腰が抜けるくらい美味いの作ってやる。」
「…トロ、トロ……ねぇ?」
速水は小さく呟いて首を傾げる。
「速水?」
「ん、何でもない。トロトロにとけた美味いのを期待してるよ。」
そう言って、ついでに田口のうなじに小さくキスを落とした。
「…トロトロで美味いな。」
「…っ はぁ……」
速水が満足そうに笑うそこは食卓ではなくベッドの上。薄闇の中、身体を桜色に上気させた田口が身を捩って甘い声で鳴いていた。
「は、やみぃ はや…くっ」
「まって、もう少しだけ…」
田口はすでに一度手淫で達していた。その後、速水の執拗な愛撫で絶頂後の感じすぎる身体を弄ばれている。
頬から首筋、鎖骨をなぞり左右の胸の突起を巧みな指先と熱く濡れた舌で攻め立てた。
「はっ…ん や‥」
首を振って髪を乱しながらも嬌声を上げないよう歯を食いしばる。その強情がまた可愛くて、速水はソコを甘噛みした。
「やぁっ…っ!」
その刺激だけで田口はまた達してしまい、二人の腹の間に熱い蜜がこぼれた。
「…良かったんだ?」
「……っ…」
田口は腕で顔を隠していたが、目元から透明な雫が伝っている。
速水は腕を除けて目尻にキスを落とし涙を舐め取った。
「悪い…泣かせたいワケじゃなかったんだが……」
「…バ、カ……」
田口は思わず睨んだが、そんな潤んだ瞳でそんな目つきをされても速水を煽るだけだなんて気付いていない。
未だ欲しい刺激を与えられていない田口の身体は熱が燻っていて、ぐずぐずに蕩けきっている。再開された速水の行為に狂ってしまいそうだった。
「はや、みっ! も、っと…」
自然に腰が動いて更に上の快感を強請る田口に、速水は口淫を仕掛ける。
股間に顔を埋め、まずは内股の白く柔らかい部分にいくつかの印を刻む。そして濡れそぼる欲望を口に含む。
「‥は、ぁ…」
甘く切ない吐息のような声が色っぽい。快感欲しさに無意識の内に膝を立てて両足を大きく開く姿は淫猥だ。
あの温かい日の当たる部屋で、柔和な顔で患者の話を聞き取る人物と同一とはとても思えない。
そう思うと、速水はもっと田口を乱したくなる。
舌を使って舐め上げ、唇で先端を愛撫して。空いている手は内股を撫で、更に受け入れる穴を巧みに解す。
「…やっ も、だめ、だっ…」
速水は口を離して、田口の身体にのし掛かる。さすがにここで達してしまったら四度目はないだろう事を意識し、そして速水もそろそろ中に挿れたくて限界だった。
「挿れるぞ。」
蕩けた田口の身体はいつもよりすんなりと速水を受け入れた。
「はぁっ…は、やみ」
中は熱く、速水自身にまとわりついて奥へと誘う。でも乱したくてわざと浅い部分でじらす。
「やっ…もっと…」
「なに?どうして欲しい?」
「もっ、と‥ちゃんと」
「挿れて動いてるだろ?」
意地悪な言葉に田口は半泣きの顔で懇願する。
「…お、くっ!奥…に…」
これが田口の限界だ。これ以上無理に言わせると逆に覚めてしまって今までの艶が台無しになる。
速水が優しく田口を抱き締めて、しかしぐっと奥まで腰を進めると腕の中で一際甘い声を上げた。
「ひゃぁ…んっ」
速水は繋がったまま田口の身体を抱き起こし、腰の上に座らせる。
「ああっ!」
自重によって更に深く速水を飲み込んで、田口の身体が痙攣する。が、速水は構わず田口の腰を掴んで前後へと揺らした。
「あっ… あんっ!だ、め」
「善いの間違え、だろ?…ほら、もう自分で腰振ってんぞ。」
「あ、あ…」
速水の厚い胸板に手を付いて、夢中で腰を振って感じている田口は最高にいやらしい。
「…絶景、だな。」
今日はこのまま最後まで…と決めた速水は、田口のそそり勃つ欲望を扱き上げる。
「あ、あ…やっ!も、でるっ」
快感が極まって中の収縮が激しくなり速水の快感も高まって余裕が無くなる。田口が動くだけでは足りず、自身も腰を突き上げて乱暴に中を攻め立てた。
「やっ…や、ああっ!」
「はぁっ!」
二人の動きが止まって、田口がびくびくと痙攣し速水の腹の上に白濁をまき散らした。と同時に速水も最奥に熱いモノを解放していた。
「…確かにトロトロで腰が抜けそうなくらい美味いよ、お前は。」
胸に倒れ込んで意識を飛ばしてしまった田口を抱き締めて、速水は満足そうに呟いた。
……ごちそうさまでした。
私の文章力がお粗末様でした。……逃げてもいいですか?